HOME ＞ 矯正Q＆A
矯正Q＆A
矯正歯科とは？
歯並びを治すだけではありません。
矯正治療とは歯並びを治すイメージがありませんか？実はそれだけではないのです。子どもの頃から正しい噛み合わせ管理をすることにより、受け口、出っ歯、口があいているなどの問題を成長とともに解決し、正しい顎の育成を行うことです。大人になり受け口や出っ歯の程度が大きい場合は手術により解決する方法もあります。
矯正治療とは歯並びを治すイメージがありませんか？実はそれだけではないのです。子どもの頃から正しい噛み合わせ管理をすることにより、受け口、出っ歯、口があいているなどの問題を成長とともに解決し、正しい顎の育成を行うことです。大人になり受け口や出っ歯の程度が大きい場合は手術により解決する方法もあります。
きれいな歯並びとは？
機能と顎とのハーモニーがとれた状態です。
良い歯並びとはでこぼこの無いきれいな歯並びをイメージすると思います。しかしそれだけではありません。顔や顎とのバランスがとれて初めて安定するものです。そのために、しっかりとした診断を行いその人の顎の大きさに合わせた歯並びを作る必要があります。
良い歯並びとはでこぼこの無いきれいな歯並びをイメージすると思います。しかしそれだけではありません。顔や顎とのバランスがとれて初めて安定するものです。そのために、しっかりとした診断を行いその人の顎の大きさに合わせた歯並びを作る必要があります。
不正咬合とは？
いろいろなタイプがあります。
一口に不正咬合といってもいろいろなタイプがあり、八重歯、でこぼこ、出っ歯、受け口、前歯のすき間など、どのタイプによって治療法が違ってきます。また年齢によっても成長を利用した治療のバリエーションがあります。
一口に不正咬合といってもいろいろなタイプがあり、八重歯、でこぼこ、出っ歯、受け口、前歯のすき間など、どのタイプによって治療法が違ってきます。また年齢によっても成長を利用した治療のバリエーションがあります。
いつ頃から始めればいいの？
できるだけ早いうちにご相談ください。
矯正治療には早期治療と本格治療の2種類があります。早期治療と呼ばれる治療はまだ乳歯が生えている4歳くらいから永久歯がそろう9歳くらいに始めるのが理想です。この時期は顎の成長が完了しておらず、顎の大きさに問題がある場合には、成長を利用した治療を行います。このためできるだけ早いうちにご相談されることをおすすめ致します。
矯正治療には早期治療と本格治療の2種類があります。早期治療と呼ばれる治療はまだ乳歯が生えている4歳くらいから永久歯がそろう9歳くらいに始めるのが理想です。この時期は顎の成長が完了しておらず、顎の大きさに問題がある場合には、成長を利用した治療を行います。このためできるだけ早いうちにご相談されることをおすすめ致します。
本格治療って何？
ブレースをつけた永久歯の治療です。
矯正装置（ブレース）をつけた治療を本格治療といい永久歯がほぼそろった12歳ぐらい頃から始めます。顎の大きさもだいたい決まってくるので、いわゆる仕上げの治療です。
矯正装置（ブレース）をつけた治療を本格治療といい永久歯がほぼそろった12歳ぐらい頃から始めます。顎の大きさもだいたい決まってくるので、いわゆる仕上げの治療です。
治療はどういう風に進んでいくの？
まずはカウンセリングを受けて頂きます。
初診のカウンセリングで、気になるところ、治療に対する要望、不安をお聞きし、治療方法、治療期間、費用などの概略をお話します。そこで治療スタートの希望がありましたら、検査を受けて頂き、詳細な分析、治療計画をお話します。その診断結果治療方法を本人、ご両親を交え話しあっていき、合意の上で診療がスタートします。
初診のカウンセリングで、気になるところ、治療に対する要望、不安をお聞きし、治療方法、治療期間、費用などの概略をお話します。そこで治療スタートの希望がありましたら、検査を受けて頂き、詳細な分析、治療計画をお話します。その診断結果治療方法を本人、ご両親を交え話しあっていき、合意の上で診療がスタートします。
費用が気になるのですが？
診断料30,000円、子どもの治療で300,000―400,000円、大人の治療で400,000―800,000円で、その他、処置料がかかります。お支払い方法は、分割支払いで結構です。この際、利子は頂きません。お気軽にご相談ください。
保険はきかないの？
手術を伴う矯正治療や、先天的に問題のある場合は適応となります。
重度の出っ歯や受け口に対しては、矯正治療とともに顎の手術をして治療します。この場合、手術を含め矯正治療が保険の対象となります。その場合は大学病院をご紹介いたします。
重度の出っ歯や受け口に対しては、矯正治療とともに顎の手術をして治療します。この場合、手術を含め矯正治療が保険の対象となります。その場合は大学病院をご紹介いたします。
期間はどれくらいかかるの？
始める時期により異なります。
早期治療は、始めた年齢から永久歯がほぼ生えそろうまで行われます。これは顎の成長を利用するため、成長期を通じて管理する必要があるからです。
ブレースをつける本格治療は平均2年から3年です。早い人では1年半ぐらい。長い人では4、5年かかる場合もあります。これは年齢と治療の難しさにより変わります。
早期治療は、始めた年齢から永久歯がほぼ生えそろうまで行われます。これは顎の成長を利用するため、成長期を通じて管理する必要があるからです。
ブレースをつける本格治療は平均2年から3年です。早い人では1年半ぐらい。長い人では4、5年かかる場合もあります。これは年齢と治療の難しさにより変わります。
どれくらいの頻度で通うの？
月に一回程度です。
歯は骨の中に埋まっており、急に動くものではありません。歯の動きや顎の成長をじっくり見ながら進めるものです。このため月に一度程度チェックをしたりワイヤーの交換をします。
歯は骨の中に埋まっており、急に動くものではありません。歯の動きや顎の成長をじっくり見ながら進めるものです。このため月に一度程度チェックをしたりワイヤーの交換をします。
痛いと聞くのですが？
装置を入れた初めの1週間に違和感があります。
矯正治療は、装置の入れ初めに一番違和感があります。固いものを食べると痛かっったり、ジーンとする感覚が1週間ほど続きますが、その後慣れてきます。装置の進歩により痛みは以前よりぐっと少なくなってきています。
矯正治療は、装置の入れ初めに一番違和感があります。固いものを食べると痛かっったり、ジーンとする感覚が1週間ほど続きますが、その後慣れてきます。装置の進歩により痛みは以前よりぐっと少なくなってきています。
健康な歯を抜くのに抵抗があるのですが。
綺麗な歯並びのためには、抜歯が必要なこともあります
虫歯ではない歯をぬくことは誰にでも抵抗があるものです。抜かずに済むのでしたらそれに越したことはありません。しかし最近の若い人のように顎が小さく歯が全部並びきるスペースがない場合、無理やり並べると出っ歯のようになり、口元が出てしまい、唇が閉じられなくなります。このたま。人によっては計画的に抜歯をおこない、その人の顎の大きさに合わせたバランスの取れた状態を作る必要があります。
虫歯ではない歯をぬくことは誰にでも抵抗があるものです。抜かずに済むのでしたらそれに越したことはありません。しかし最近の若い人のように顎が小さく歯が全部並びきるスペースがない場合、無理やり並べると出っ歯のようになり、口元が出てしまい、唇が閉じられなくなります。このたま。人によっては計画的に抜歯をおこない、その人の顎の大きさに合わせたバランスの取れた状態を作る必要があります。
何歳まで矯正できるの？
制限はありません。
最近は、矯正装置の進歩により、体にやさしい軟らかいワイヤーの登場により治療年齢の制限はほぼなくなりました。60歳の人でも治療を行なっております。ただし、体の新陳代謝が子どもとは違うため、治療期間が長くなったり、治療に限界が生じます。
最近は、矯正装置の進歩により、体にやさしい軟らかいワイヤーの登場により治療年齢の制限はほぼなくなりました。60歳の人でも治療を行なっております。ただし、体の新陳代謝が子どもとは違うため、治療期間が長くなったり、治療に限界が生じます。
矯正装置を入れている時の注意点は？
毎日のブラッシング、これが大切です。
やはり汚れがたまりやすいので、歯ブラシが大切になります。正しいブラッシングは意外と知らないもの、専門のスタッフがブラッシング指導を行います。また、治療に応じて注意点が違って来ますので、担当医の指示に従ってください。
やはり汚れがたまりやすいので、歯ブラシが大切になります。正しいブラッシングは意外と知らないもの、専門のスタッフがブラッシング指導を行います。また、治療に応じて注意点が違って来ますので、担当医の指示に従ってください。
見えない装置はありますか？
あります。ご相談下さい。
前歯にはセラミック製の透明な装置もあります。また、裏側の装置、取り外し式の透明な装置などもあります。それぞれの特徴や限界がありますので、ご相談下さい。
前歯にはセラミック製の透明な装置もあります。また、裏側の装置、取り外し式の透明な装置などもあります。それぞれの特徴や限界がありますので、ご相談下さい。
装置が壊れてしまったら？
すぐに連絡してください。
取り外しの装置が割れたり、ブレースが外れることがあります。この際はすぐにご連絡ください。常駐スタッフが応急処置を致します。たいていの場合は、口の中で装置を咬んでしまい壊れたり、固いものを噛んだ衝撃でブレースが外れます。装着時の担当医の指示に従って下さい。
取り外しの装置が割れたり、ブレースが外れることがあります。この際はすぐにご連絡ください。常駐スタッフが応急処置を致します。たいていの場合は、口の中で装置を咬んでしまい壊れたり、固いものを噛んだ衝撃でブレースが外れます。装着時の担当医の指示に従って下さい。
スポーツや楽器をやっているのですが？
たいていのスポーツには問題ありません。楽器の種類によっては慣れが必要になるかもしれません。
歯並びはスポーツパフォーマンスに大いに影響があるといわれ、最近ではプロ野球選手やアスリートが積極的に矯正治療を行うようになりました。このため殆どのスポーツには問題が無いのですが、ボクシングや空手といったボディーコンタクト系のスポーツにはマウスピースでカバーをする方法があります。
一方楽器は、管楽器の場合は少しの慣れが必要となってきます。プロの場合はその微妙な差が大きく影響しますが、一般的には大きな問題はないでしょう。
歯並びはスポーツパフォーマンスに大いに影響があるといわれ、最近ではプロ野球選手やアスリートが積極的に矯正治療を行うようになりました。このため殆どのスポーツには問題が無いのですが、ボクシングや空手といったボディーコンタクト系のスポーツにはマウスピースでカバーをする方法があります。
一方楽器は、管楽器の場合は少しの慣れが必要となってきます。プロの場合はその微妙な差が大きく影響しますが、一般的には大きな問題はないでしょう。
受験があるのですが？
受験まで半年がスタートの目安。
ほとんどの学生さんが、矯正治療中に受験を経験しています。装置をつけたばかりの時期は、慣れないため痛みがあったり、少しのトラブルでもストレスになってしまい、受験に影響する場合があります。装置をつけて半年もすれば、治療になれるため影響はほとんどないでしょう。
ほとんどの学生さんが、矯正治療中に受験を経験しています。装置をつけたばかりの時期は、慣れないため痛みがあったり、少しのトラブルでもストレスになってしまい、受験に影響する場合があります。装置をつけて半年もすれば、治療になれるため影響はほとんどないでしょう。
引越しがある場合は？
転居先に近い矯正歯科をご紹介致します。
矯正治療は長期に及ぶもの。このため引越しされる患者さんもたくさん居ます。転移の際には診断結果、治療の経過、いままでかかった費用などすべての資料を揃えて新しい医院にご紹介致します。
矯正治療は長期に及ぶもの。このため引越しされる患者さんもたくさん居ます。転移の際には診断結果、治療の経過、いままでかかった費用などすべての資料を揃えて新しい医院にご紹介致します。
治療が終わったら終了？
歯並びのメンテナンスが始まります。
治療自体は終わりになりますが、しばらくはリテーナーという取り外し装置をいれたメンテナンスが必要となります。このメンテナンスは治療終了後2年間は3ヶ月に一度の間隔で、その後は1年に1度の定期検査にきて頂き、かみ合わせ、歯周病、虫歯のチェックを行い、クリーニングを致します。
治療自体は終わりになりますが、しばらくはリテーナーという取り外し装置をいれたメンテナンスが必要となります。このメンテナンスは治療終了後2年間は3ヶ月に一度の間隔で、その後は1年に1度の定期検査にきて頂き、かみ合わせ、歯周病、虫歯のチェックを行い、クリーニングを致します。
リテーナーはいつまでいれるの？
できればずっと入れてください。治療終了後の2年間は後戻りが大きいと言われています。その語は加齢現象で少しずつ歯列にデコボコが出てきます。これを抑えたければ、ずっとリテーナーをして頂くことになりますが、この頃には装着は夜だけで結構でしょう。
ここの矯正歯科の特徴は？
大学病院と同じ治療方法で行います。
当医院では、すべて大学常勤の矯正医が担当しており、チーフの西井は日本矯正歯科学会の認定医です。また、学会にも多数発表しており、最新の矯正医療を提供していると自負しています。
当医院では、すべて大学常勤の矯正医が担当しており、チーフの西井は日本矯正歯科学会の認定医です。また、学会にも多数発表しており、最新の矯正医療を提供していると自負しています。
矯正中は家庭では何を注意するべきですか?
矯正中には、歯磨きが器具をつけているのでやりにくいため、虫歯などを作りやすい時期でもあります。
子供の場合は、親が、ちゃんと隅々まで磨けているかどうか、確認してあげることが重要です。
矯正治療は時間がかかりますので、子供さんのケースでは、親が励ましてやりましょう。
子供の場合は、親が、ちゃんと隅々まで磨けているかどうか、確認してあげることが重要です。
矯正治療は時間がかかりますので、子供さんのケースでは、親が励ましてやりましょう。
歯並びが悪いと何が困るの?
列挙すると以下のようなものがあります。
食べ物をよく噛めない。
磨き残しが生じやすく、虫歯になりやすい。
プラークがたまりやすく、歯周病になりやすい。
見かけが悪い。
言葉が聞き取りにくくなる。
出っ歯や受け口を気にしてコンプレックスなどが生じやすく、性格にも影響を与える可能性がある。
食べ物をよく噛めない。
磨き残しが生じやすく、虫歯になりやすい。
プラークがたまりやすく、歯周病になりやすい。
見かけが悪い。
言葉が聞き取りにくくなる。
出っ歯や受け口を気にしてコンプレックスなどが生じやすく、性格にも影響を与える可能性がある。
さいごに
矯正治療は一生に一度の治療です。時間を費用もかかります。しかし手に入れた綺麗な歯並びは生涯の宝物となるでしょう。しっかりした治療を受けるためにも、悩む前に矯正専門医にまず相談することをオススメします。
